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/ Mac Power 2002 February / MACPOWER-2002-02.ISO.7z / MACPOWER-2002-02.ISO / 第2特集/ゲーム / テーブルゲーム / アマクリ・ソリティア / Amacre_Solitier.sit / アマクリ・ソリティア f / Read me < prev    next >
Text File  |  2000-01-11  |  7KB  |  133 lines

  1. 「アマクリ・ソリティア ver. 0.0.2」について
  2.  
  3.  
  4. 動作環境:
  5. MacOS 8以降のOSを搭載したMacintosh
  6. メモリ4Mb使用
  7.  
  8.  
  9. このゲームは、名前の通りソリティアのアレンジ版です。ソリティアというのは御存じですか? 縦横にずらりと並ぶ「ペグ」と呼ばれるコマを動かしてペグを取り除いていく、一人遊びのゲームです。
  10.  このアマクリ・ソリティアは、そのパソコン版です。ただし、そのままではオリジナリティがないので、自分でいろいろとボードを設計したり、ペグのグラフィックを変更したりして遊べるようにしてみました。
  11.  
  12.  
  13. ●アマクリ・ソリティアの遊び方●
  14.  
  15. このゲームのルールはとても簡単。ペグを動かして盤面のペグをどんどん取り除いていき、最後の1つになったらゲーム終了です。
  16.  ペグは、その周囲にあるペグを1つだけジャンプして移動することができます。そうすると、飛び越えたペグは取り除かれます。——例えば、以下のようにペグが並んでいたとしましょう。◎と●が、ペグのあるマス目、それ以外はペグのない空白のマス目とします。
  17.  
  18.  ○×○×○
  19.  ×●●●×
  20.  ○●◎●○
  21.  ×●●●×
  22.  ○×○×○
  23.  
  24.  その場合、中央の◎のペグは、周囲の●のペグをジャンプして、○のマス目へと移動できます。そして飛び越えた●のペグは取り除かれるのです。このようにペグを移動しながら取り除いて、最後の1つにまで減らすことができればいいというわけです。
  25.  盤面は、白いところの他にグレーに表示されている部分があることもあります。これは「マス目のないところ」です。つまり、白く表示されているところだけがペグを移動できるマス目で、グレー部分は使えないのです。
  26.  
  27.  
  28. ●アマクリ・ソリティアの機能●
  29.  
  30. このゲームには、いくつかのメニューが用意されています。それらについて説明しておきましょう。
  31.  
  32. 「新規ゲーム」
  33. 新たにゲームを開始します。ゲーム途中の場合は、これを選ぶと実行中のゲームは終わりとなり新規にゲームが設定されます。新規にゲームを開始すると、盤面全てにペグを配置した後、ランダムに1つだけが取り除かれ、その状態でゲームがスタートとなります。
  34.  
  35. 「ボード」メニュー
  36. これは、盤面のデータを変更するためのメニューです。ここから使いたいものを選ぶと、盤面の形が変更されます。盤面を変更すると、自動的に新規ゲームとなりますので注意して下さい。
  37.  
  38. 「ボード」メニューの「追加」メニュー
  39. 盤面のデータは、後から作成して追加することができます。「ボード」メニューの「追加」を選ぶと、画面にボードデータ設計のためのダイアログが現れます。これは、4つの部分からなっています。
  40.  
  41.   「名前」フィールド——データの名前を入力します。
  42.   「横」ポップアップメニュー——横のマス目数を選びます。
  43.   「縦」ポップアップメニュー——縦のマス目数を選びます。
  44.   ボード設計部分——その下にある黒く四角いエリアです。ここをクリックして盤面を設計します。
  45.  
  46. ボード設計部分は、マウスでクリックすることでマス目の表示がON/OFFされます。黒いマス目が使用可能なマス目、白いのが使用不可なマス目です。つまり、黒くなっているところが実際にプレイできる盤面になるのです。
  47.  盤面の設計ができたら、「OK」ボタンをクリックすれば、自動的に盤面のデータが追加され、「ボード」メニューから選べるようになります。
  48.  
  49. 「取り消し」メニュー
  50. 「編集」メニューの「取り消し」を選ぶと、直前に動かした手を1手だけ戻すことができます。
  51.  
  52. 「ペグ」メニュー
  53. これは、ペグのグラフィックを変更するためのメニューです。ここから使いたいものを選ぶと、ペグのグラフィックが変更されます。
  54.  
  55. 「ペグ」メニューの「追加」メニュー
  56. ペグのグラフィックも、後から追加することができます。「ペグ」メニューの「追加」メニューを選ぶと、画面にファイルを選ぶためのダイアログが現れます。ここで、使いたいグラフィックファイルを選択すると、それが読み込まれ、「ペグ」に追加されます。
  57.  読み込み可能なファイルは、PICTファイルのみです。
  58.  
  59.  
  60. ●データ追加時の注意●
  61.  
  62. アマクリ・ソリティアでは、ボードやペグのデータを名前で識別しています。このため、同じ名前のデータを複数追加すると、区別がつかず正常に選択できなくなりますので注意下さい。
  63.  
  64.  
  65. ●メモリ割り当てについて●
  66.  
  67. このゲームは、初期状態で4MBを割り当てるようにされています。通常はこれで十分ですが、大きなグラフィックをペグに設定したり、大きな盤面を作成して使ったりすると、メモリが不足する場合があります。
  68.  もし、こうしたオリジナルのデータを使おうとしてアプリケーションが終了してしまったような場合は、メモリ割り当てを増やして再度実行してみて下さい。
  69.  
  70.  
  71. ●「Data Resource」ファイルについて●
  72.  
  73. このゲームでは、盤面のデータとペグのグラフィックデータを「Data Resource」というファイルにまとめ、そこから読み込んでいます。「追加」メニューで盤面のデータやペグのグラフィックを追加すると、それらは全て「Data Resource」ファイルに追加されます。
  74.  もし、追加したものを後でまた削除したいという場合は、ResEditなどのリソースエディタを使って、この「Data Resource」ファイルを開いて下さい。盤面のデータは「DATA」というリソースとして、ペグのグラフィックは「PICT」リソースとして組み込まれています。これらを探して不要なものを削除すれば、データを消すことができます。
  75.  
  76.  また、このゲームでは「アプリケーションと同じ場所にある『Data Resource』というファイル」を自動的に読み込むようになっています。ですから、例えば盤面とペグをカスタマイズしてから、友だち同士でこのファイルをやり取りすれば、盤面とペグを交換することもできます。
  77.  
  78.  
  79.  
  80.  
  81. ●このプログラムの制作秘話(?)●
  82.  
  83. これは、作者の所属するユーザーグループ「アマクリ(アマチュア・クリエータの集い)」のホームページにて連載している「REALbasicで、目指せ!ゲーム作家」という記事用に作成したものです。
  84.  この連載記事は、REALbasicを使ってゲームを作る方法を解説したもので、これでみんなでゲームを作ろう!というものです。こうした記事は、実際にプログラムを作って「ほら、こんなものが作れるようになりますよ」ということを実際に目で見て確認してもらうのが一番! …ということで作成したのが、この「アマクリ・ソリティア」なのです。
  85.  
  86.  
  87.  
  88. ※御意見御感想、バグレポートなどありましたら、以下に御連絡ください。
  89.  
  90.  
  91.  制作・掌田津耶乃
  92.  メールアドレス:tuya@netjoy.ne.jp
  93.  ホームページ:http://www.netjoy.ne.jp/~tuya/
  94.  
  95.  
  96.  
  97.  
  98.  
  99. P.S.
  100.  
  101.  
  102. ※このソフトウェアは「アマクリ・ウェア(Amacre-ware)」です。
  103.  
  104. 「アマクリ・ウェア」は、ユーザーグループ「アマクリ(アマチュア・クリエータの集い)」のメンバーによって作成された、自由配付可能な著作物の総称です。この作品を楽しんでいただけたなら、アマクリのホームページへアクセス下さい。そして、その活動に興味をもたれたなら是非ともアマクリに参加下さい。
  105.  
  106. アマクリ・ホームページ: http://amacre.site.ne.jp/
  107.  
  108.  
  109.  
  110. ●著作権と配付について●
  111.  
  112. このプログラムに関する著作権は制作者・掌田津耶乃に帰属します。ただし、このプログラムで使われているコードなどは連載記事内にて説明をしています。これらのコードについては全て著作権フリーとし、全ての権利を放棄します。ですから、連載記事を見て、そこにあるコードを元に自分でゲームを作ったり、勝手に修正したりしても構いません。そうやってどんどん自分だけのオリジナルゲームを作ってください。
  113.  
  114. このプログラムの配付については、自由にコピーしていただいてかまいません。ただし、その際にはアプリケーション本体、このRead me、その他デフォルトで付属していたファイル類を全てまとめて配付するようお願いします。
  115.  
  116.  
  117.  
  118. ※開発ソフト「REALbasic」について
  119.  
  120. このアプリケーションは、REALbasic日本語版で開発されました。このソフトのおかげで、本格的プログラミング経験に乏しい私でも、短期間にこのようなゲームを作ることができました。REALbasic開発者のAnsrew Barry氏に深く感謝します。
  121.  
  122.  
  123. ※バージョン履歴
  124.  
  125. ・ver. 0.0.1(1999.12)
  126. 公開する最初のバージョン。
  127.  
  128. ・ver. 0.0.2(2000.1)
  129. PowerPCオンリーから68K用に変更。
  130. リソースID変更により生ずるトラブルをほぼ解決。
  131. 1回だけ前に戻すUndo機能を追加。
  132. デフォルトで用意されるペグとボードのデータを12種類に。
  133.